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代行を使う判断

代行は最後の手段ではありません。時間と精神的負担を金額で買う手段と捉えると、判断しやすくなります。

このページの内容
  1. 分かれ目はどこか
  2. 運営元による違い
  3. 費用の考え方
  4. 依頼してからの流れ

分かれ目はどこか

自分で進められるかどうかは、会社側が話を受け取るかどうかで決まります。

自分で進められる場合

・退職の意思を伝えれば、日程の話に進む
・引き止めはあるが、条件提示や慰留の範囲
・書面を受け取ってもらえる

外部の手を検討したほうがよい場合

書面を受け取らない、突き返される
上司に会うこと自体が困難(体調、恐怖、ハラスメント)
脅しに近い言葉が出ている(損害賠償、懲戒、家族への連絡)
・何度伝えても話が進まない

後者に当てはまるなら、粘っても消耗するだけです。→ ハラスメントがある場合

運営元による違い

退職代行は名称が同じでも、運営元によってできることの範囲が法律上異なります。ここを理解せずに選ぶと、途中で行き詰まります。

①民間企業が運営するもの。本人の意思を会社に伝えることが中心です。会社との交渉にあたる行為は行えません。

②労働組合が運営するもの。団体交渉権に基づき、労働条件に関する交渉ができるとされています。有給や退職日の調整を伴う場合に選ばれます。

③弁護士が運営するもの。法律事務全般を扱えます。未払い賃金の請求や、損害賠償を持ち出された場合など、法的な争いが見込まれる場合はここ。

選び方の原則:「伝えるだけでよいのか、交渉が要るのか、争いになりそうか」で決めます。有給や未払いの交渉が必要なのに①を選ぶと、目的を果たせません。

運営元と対応範囲を確認して無料相談する

対応範囲は運営元により異なります。相談は無料です。

料金・対応範囲は公式サイトの公表値です。法律事務は弁護士のみが行えます。相談は無料。広告(PR)を含みます。

費用の考え方

費用は「金額」ではなく「何が含まれるか」で比べてください。確認する項目は5つです。

・総額(追加料金の有無)
退職が完了しなかった場合の返金の扱い
退職後のやりとり(離職票、貸与品の返却)まで含むか
・連絡手段と対応時間
交渉が必要になった場合の扱い

そして、比較の対象は他社の料金ではなく「自分で進めた場合のコスト」です。あと何週間、何回の面談に耐えるか。その時間を金額に換算したとき、どちらが安いかという比べ方をすると判断できます。

依頼してからの流れ

一般的な流れは次の通りです(詳細は事業者により異なります)。

①相談。状況を伝え、対応可能か確認。ここは無料であることが多い。
②申し込み・支払い。
③打ち合わせ。退職希望日、有給の希望、貸与品、私物の扱いを整理。ここで漏れると後で自分が連絡することになります。
④会社への連絡。以降、原則として会社とは直接やりとりしない。
⑤書類の受け取り。離職票、源泉徴収票、健康保険資格喪失証明書。失業給付や次の手続きに必要です。

⑤を忘れると、あとで自分で連絡することになります。③の段階で、受け取るべき書類を一覧にしておいてください。

退職後の手続き記録の残し方

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